生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研はこのほど、「女性の資産運用に対する意識・実態調査」の結果を公表しました。
まず、現在の経済状況に対する女性の意識を探るために、代表例として「アベノミクス」にフォーカス。「アベノミクスに対して期待をしていますか?」と尋ねると、「期待している」という人は81%にのぼりました。一方で、その効果を感じているか、否かについて聞くと、「その効果を実感している」は38%にとどまりました。 「将来の不安の有無」について質問したところ、97%もの人が「将来に不安がある」と答えました。女性たちが抱える将来への不安というのは、非常に大きいようにうかがえます。 さらに、将来の不安について具体的に聞いてみると、67%と、およそ7割が「教育費や老後の貯蓄など、お金に関する不安」と回答。次点以下の「体の衰えや病気など、健康に関する不安」(65%)、「親の介護や家族の健康など、家族に関する不安」(62%)といった悩みを押さえ、お金に関する悩みは、女性にとっての最大の不安材料であり、深刻な課題となっているようです(´・ω・`) 「資産運用に対する関心」について聞くと、93%が「関心がある」と回答。意味合いが違うので小生は「資産形成」と呼んでいますが、女性も資産形成に興味があるのですね。 資産形成に対する関心や期待は、今後ますます高まっていくことが予想されます。 「関心が高まっていると思う資産運用の方法」を具体的に聞いた結果、回答の多かった上位3つの方法は、「外国為替(FX)」(46%)、「株式投資」(44%)、「不動産運用」(24%)となりました。 まだまだ投信(特に国際分散インデックス投信)はメジャーじゃないのですね(´・ω・`) 目先の為替動向に掛け合うFXはゼロサムゲームそのものです。 こういった小生の考える「間違った資産形成手法」はなんとしてでも撲滅したいですね。 金融リテラシーの向上が必須でしょう。 最後に、今回の調査対象である女性たちに、「資産運用に対するイメージ」を尋ねた。この質問は、「難しい」(65%)、「怖い」(55%)といった回答が多く、まだまだ資産運用が"危ないもの"という考えが少ないことがうかがえます。 調査結果を見る限り、金融リテラシーの向上がカギとなりそうですね(´・ω・`) どうされたら分からない方はこちらの手法を勉強されてみては如何でしょうか。きっとお役に立てると思いますよ。 負けない投資を目指す スポンサーサイト
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93%とはなんと高率
トレンド総研の調査対象は25~49歳の女性500名(未婚200名+既婚300名)であり、手法はインターネット調査であるとのこと。これでは例えば田舎の農村にすむ女性、介護施設や居酒屋で働きづくめの女性などは調査対象に入っていないでしょう。調査で回答を寄せた女性の属性は偏っているように思えます。おまけに最後にはマンション経営をすすめる業者の紹介へとつなげている...。
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