最近のユーロ圏では、景気の底入れを示唆する経済指標が見られるようになっています。先頃発表された7月の製造業景気指数は、景況感の分かれ目である50を2年ぶりに上回ったほか、2013年4-6月期のGDP成長率は前期比+0.3%と、7四半期ぶりにプラスに転じました。これらの経済指標の持ち直しは、ユーロ圏が景気後退を脱したことを裏付けるものと考えられます。
一方で、ユーロ圏の株式市場は、昨年の半ば頃から回復基調にあるものの、日米など他の先進国株式市場に比べ、依然として出遅れ感が強い状況です。また、欧州企業の4-6月期決算発表では、全体として約半数の企業が市場予想を上回る決算を発表しました。 ユーロ圏の株式市場が今後も上昇基調を続けるには、景気指数やGDP成長率のように、ここ数年冴えなかった指標が継続的に改善するかどうかが焦点になるでしょう(´・ω・`) それに加え、今後も市場予想を上回る企業決算が相次ぐなどの条件で、ユーロ圏の株式市場は再び投資家の注目を集め、上昇の勢いを増す可能性があると考えられます。 ユーロ圏の回復に期待が集まります。 スポンサーサイト
|
|
| ホーム |
|